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    全員無料【Mob.生誕2025withチェロ制作日記withちょっぴり動画】#もぶぴ

    有限会社MMG JAPANオフィシャルファンクラブ

    2025/07/08 19:00

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    どうも、MMGJAPAN脚本部たなしゅうです。

    普段は芸人兼作家として活動しています。

    MMGJAPANでは脚本作成、コンテンツ、イベント制作などを主にしております。

     

    Mob.生誕2025with チェロ制作日記も今回が最終回(過去回も無料で読めます)

    イベント当日のお話、作家目線の裏側制作日記です。

     

     

    当日は朝9時前に集合、マネージャーの福田君が車を運転してくれて、Mob.さんと3人で会場入り。

    偶然、日本武道館のほぼ真横を通り過ぎました。

     

    まだ、桜が咲いている、同じ春なのに違って見える武道館。

    Mob.さんは二週間前のことがとても遠く感じます…と言いながら桜を眺めていました。

     

    僕は不思議な気持ちで後部座席に座って桜を見ていました。

    夢を叶えた先にもステージはあるし、きっと今日のステージを観に来られる人達も不安と期待が混ざっていらっしゃる。

    ステージに立たない自分が今日出来ることは何かなと…呼吸を整えました。

     

    会場である、神田明神ホールに到着したのは9時半ぐらい。

    映像監督の拓馬さんと合流。搬入後、神田明神ホールへお参りなど。

     

    チェロ奏者、チェロ芸人らむ太郎は、早めに到着して練習をしていました。

     

    僕が当日何をしていたかというと、舞台監督として全体を見て伝達や指示、ほんのり演出をしていました。

    音響照明さんとの打ち合わせや、イベント制作さんとの席の作り方や、特典会の場所の確認。お客様の動線、ゲスト席の確保。映像撮影の場所の確保。演出面は概ね、お伝えしていたので、微調整の確認など。全体を確認をする人。

     

    らむ太郎とMob.さんが少しでも舞台内容に集中出来るように、確認や決定は請け負ったというイメージ。福田君に物販系はお任せして、グッズ系は大阪から来てくれたMob.さんのご両親にお任せして。

     

    気がついたら、11時だったかな。通しリハが始まりました。

     

    少しはやめに舞台上でらむ太郎はチェロを弾いて、会場と自分をチューニングしていました。

     

    Mob.さんも非常に落ち着いていて、メイクや着替えもスムーズで万全なイメージ。

     

    この時点で割と僕は安心できていました。何より、当日来て頂いたスタッフチームが完璧で最高。上手く噛み合わないでグズつくことが急増チームだと全然ありえるけど、そんなことも起きずにずっとこのチームでやってきたっけ??ってぐらいスムーズでした。感謝。

     

     

    リハも終わり本番。このファンクラブで公開された動画の通りで素敵なステージでした。

     

     

    さて。

    僕はこの公演は基本、見守るだけスタンスで稽古もいました(ん?やいやい、なんか言ってたけどなぁby Mob.)

     

    その上で一つだけ演出をつけさせてもらいました。

     

    それは「チェロで始まり、チェロで終わること」

     

    アイドルの生誕であり、MMGJAPANのこけらおとし公演が、その始まり方をするのが、しぶいなって、イメージを稽古で見ているうちに勝手にしていました。

     

    全員が不安だったじゃないですか。

    ならいっそ、全員知らないステージにして、腹にドンって来る音と誠実すぎるストロングスタイルの歌と音と空間だけで勝負して誤魔化しなしの未来をみせようって。

    全員知らないアウェイな未来をこれから歩いていくだろうけど、このライブが出来たならきっと大丈夫だよって。

     

    出演者含め全員アウェイにすることで全員に同じ未来を少し早くみせたかった。

    それでも歌う、それでも創る、その価値がある。

     

    Mob.さんは色んな表情や側面を持っています。

    変化していく部分もあれば尖ってずっと握りしめている部分もある。臆病なのに挑んじゃう。だから心を打つのかもしれない。誰でも持っている弱さと誰よりも向き合っているだけ。

     

    ジャンルに縛られない『鈴木Mob.』というジャンルを創っていく人だと僕は勝手に思っている。

     

    変わっても変わっても彼女が鈴木Mob.である魅力は変わらない。

    ずっと鈴木Mob.だから。

     

    そんな意思表示をするステージを本人でもない、チェロという慣れないドシっと腹にくる音で、映像も光もなくストロングスタイルで行きたかったんです。

    何もないステージで、肉体と技術だけで、スタートする。

    最高にかっこいいじゃあないですか!

     

    中身でどれだけ、Mob.さんが好き勝手に大暴れししてもいいように脇をバチっと固めるためにチェロで挟む。自分でも理屈も意味もわからんけど、それでいけるなあって思って、そこだけつけさせてもらいました。

     

    冒頭。

    nanaは卒業した、にっぽんワチャチャに向けた曲。

    チェロが奏でるnana。卒業して、武道館という夢の次に走り出す一曲目がnana。

    さよならとか覚悟の曲が別の意味を持つ瞬間だと思う。

     

    きっとわかった顔した評論家はなってないねという構成だし、整ってない構成!ぐちゃぐちゃだったでしょう。でもそれがいいんだ!今の鈴木なんだ!これが今の彼女の脳味噌だよと思って自信を持って送り出しました。

     

    鈴木Mob.の歌声とらむ太郎のチェロと謎のオタ芸コーナーとお客様の不安と期待が、混ざって空間を作り最高のステージだった。ずっとこれからも毎年一緒にこのステージを守っていきたいと思えました。勝手に少し熱くなりました。

     

    あっという間にラストの小雨決行。

    曲が終わりながら、チェロの音で終わりましょうとなっていて、でも、雨の音が音源に入っていたんですね。雨の音の中で佇む姿は、なんかそれもすごく印象的でした。

     

    MMGJAPANとか、鈴木Mob.ってワクワクするよな!

    って思える未来を提示できたんじゃないかな…なんて偉そうにも。

     

    これからもワクワク出来る、素敵なステージをMMGJAPANとして、お届けしたいと勝手に想います。

     

    まだ生誕祭の動画をご覧にになっていない方は、お客さまプラン以上、加入で全編ご覧いただけます。(777円で観れるのすごいよね!)

     

    三部に渡ってお送りしました制作日記もこれでおしまい。

    また何かしらの制作日記を気まぐれで書きましたら、どうかご贔屓に。

    お粗末。

     

    MMGJAPAN脚本部 たなしゅう

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